●外泊に向けて(3年目慢性期病棟看護師)
当院は看護師3年目になると研修で退院支援について学びます
私の受け持ちA氏は透析患者さんで家族の協力もあり自宅退院を目標に支援してきましたが、残念ながら血液データ、経管栄養等が安定せず退院が難しい状況になりました。
しかし、本人とご家族の強い希望があり、外泊許可が下り、1泊2日で久しぶりの一時帰宅の許可が下りました。外泊するにあたり、血糖測定や経管栄養の投与方法、インスリン注射の打ち方等を指導しました。
外泊後病棟に戻ってこられた患者さんは、とても楽しかった様子で、退院が困難なケースでも、ご家族・患者さんの思いに寄り添い、何ができるかを考え支援していくことが大切だと学びました。
今回は退院することは叶いませんでしたが、外泊に向け支援できたことはよい経験になりました。
これからも患者さんの思いに寄り添った看護を実践していきたいと思います








































