最期は家族と

前立腺がんの終末期で当院の訪問診療を行っていた患者様。

自宅で過ごされていましたが、痛みのコントロールが難しく入院となりました。

入院されてからは麻薬を使用し、痛みのコントロールを行っていました。痛みが取れているときは、ご本人の表情も良くご家族からの手紙を見て私たち看護師にもたくさんお話ししてくださいました。

しかし、コロナ禍であり病院は面会制限中。ご家族とは会えない状況の中でご本人より「家に帰りたい」「家族に会いたい」と希望がありました。ご家族も同じ気持ちであり、私たちはご自宅への退院を計画。退院にあたっては、病棟だけでなく往診部、訪問看護、介護など様々な職種が関わって自宅へ退院することができました。退院されるときにはご本人の目から涙が溢れ思わず私たちももらい泣きしてしまいそうになりました。

「最期は家族と家で過ごしたい」という思いに寄り添い実現できたのはとても心に残っています。

 

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