私はチョビ。
チョビひげみたいな模様があるから「チョビ」
わりと長生きしている猫だ。
今日は大好きな彼女に会ってきた。
久しぶりの外出は、外は寒いし、初めての場所だし、人がいっぱいでドキドキして不安だった。
でも、彼女の匂いがして、ひざに座ったら気持ちよくて安心した。
撫でてくれた手が優しくて、嬉しくて、ずっとこのままでいたかった。
声は聞こえなかったけど、彼女は心で「チョビ」って呼んでくれた。
お姉ちゃん、連れてきてくれてありがとう。
白い服の先生、彼女に会わせてくれてありがとう。
ピンクの服のお姉さん、彼女を守っててくれてありがとう。
おうちで待ってるからね。
いつも一緒に寝てたベッド、温めて待ってるからね。