春の高校生看護体験が終了しました。 今年度は4日間で7校から58名の生徒さんが参加してくれました。
当院の看護体験では、足浴や清拭、食事介助をはじめとした患者さまと直接ふれあえる体験を基本にしています。
今回は、リハビリスタッフにも協力していただき嚥下調整食の試食や、とろみ茶の試飲を行いました。
初めての食感に驚いたり、顔をしかめたり。でも、何故それらが必要なのか説明を聞いて表情は一変。
患者さまの命を守るために必要なことだと知り、専門職同士の連携がとても大切なことを実感していました。
ストレッチャーや車いすの試乗では、声掛けや、笑顔の重要性を体感しました。
ちょうどお誕生日のリクエストメニューだった日もあり、ハッピーバースデーを歌って一緒にお祝いをしました。
患者さまの嬉しそうな笑顔を見て、「将来、絶対看護師になりたい!」「進路に悩んでいたけど体験に来てよかった!」
という感想をいただけました。
患者さまに「よりそう看護」はしっかり伝わっていたようです。
これからも、富山の看護師がたくさん誕生するきっかけとなっていけたらと思います。