2月8日(土)第47回 富山協立病院看護研究発表会を開催しました。
入職2年目・3年目の看護師による研修報告に続き、各部署から看護研究発表、
診療所の活動報告、認定看護師の活動報告がありました。
各部署の研究では「退院支援スクリーニングシート活用による看護師の意識調査について」
「セルフネグレクトへの医療介入の必要性-倫理的視点からの一考察-」
「胃ろうカテーテルの垂直固定の方法を変える事による皮膚状態の変化」
「閉じ込め症候群の患者とのコミュニケーションツール-多職種連携を通して-」が発表されました。
退院支援スクリーニングシートの作成や胃ろうカテーテルの固定方法の工夫、
コミュニケーションツールの使用は、現場の看護師が創意工夫し患者様の個別性を重視した独自性の高い研究です。
診療所からは、地域に密着し「在宅を支える支援診療所」として、
生活を重視した医療提供の事例や取り組みが報告され、病院としても連携を強めていくことの必要性を強く実感しました。
認定看護師の活動報告は、学習会も含んだ内容でとてもわかりやすく、明日からの看護実践に繋げていきたいものでした。
今年度は「患者様の視点に立った看護とは何か」を模索するものが多く、
私たちのめざす「その人らしさを支える看護」を反映したカタチになりました。すべては「看護の質 向上のため」
47年続けてきたこの発表会もまだまだ通過点です。
これからも日々成長し続けるんだ!という看護師の思いが集結していました。