第50回看護研究発表会を開催しました

〇看護研究発表会〇

 

2月4日(土)第50回看護研究発表会を開催しました。

50回の記念講演として、富山赤十字病院より緩和ケア認定看護師、がん看護専門看護師の村上先生をお招きし「わくわくして看護研究を行うために‐日々の疑問を看護研究につなげる‐」の講演が行われました。看護研究を進める上で、エビデンスを探すためにはPICOを活用し研究上の問を正しく決めることが重要であると知りました。研究の題材は日常の看護実践の中で疑問が芽生え、研究結果は日常の看護実践に活かされる為、より一層看護研究の大切さを知ることができました。

 

・「クランベリージュース摂取による膀胱留置カテーテル閉塞予防の調査」

個別差は見られたものの閉塞予防に対しての効果はあるという結果になりました。ph値も調査されておりクランベリーが尿に作用する効果を知ることができました。

 

・「保湿剤による皮膚の水分量の違い」

ベビーローション、ベビーオイル、ベーテルで比較しました。いずれも水分量・油分量が上昇しましたが中でもベーテルの保湿力が高い事が分かりました。研究後の業務改善により、ドライスキンな患者さんの皮膚状態が改善されればと思います。

 

・「その人らしく生きるって~病みの軌跡理論で考えて~」

病みの軌跡理論に沿って患者さんが今何期に局面しているか分析することで今後の関わり方、コミュニケーションの取り方を学ぶ事ができました。

 

・「睡眠時無呼吸症候群(SAS)の早期発見の重要性について」

SASの診断を受けCPAP導入となった患者の導入前後の血圧の変動を調査しました。CPAP導入により血圧の改善がみられCPAPの有効性が認識できました。

 

また入職2、3年目の看護師による研究発表が行われました。

今回は初めてのZoomを取り入れた研究発表会となりましたが滞りなく結ぶことができました。

今回の研究発表を今後の看護実践につなげていきたいと思います。

 

          

 

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